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ここは非同期型ネットゲーム「False Island」参加キャラクター関連ブログです。PL視点中心につきご注意下さい。
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Posted by - 2024.05.09,Thu
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Posted by オウミ・イタドリ (544) - 2010.02.17,Wed
今回の日記(プロフ絵)の大きめサイズです。
最初セリフは手書きだったんですが、縮小したら全然読めなかったんだぜ…



「逃げないとか説明とかそんなレベルじゃなかった」(本人談)
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Posted by オウミ・イタドリ (544) - 2010.02.17,Wed
今日の探索は、いつもと違う顔ぶれで行う事になった。
僕のパートナーはジャンニさんだ。

戦闘に入れば、前衛は僕一人が勤める事になる。
少しでも長く相手の攻撃を受ける為にも、いつもより強気で臨もう。

…けれども、それは敵に遭った時の話。

何より最も優先して考えるべきは、いかに手強い敵との遭遇を避けながら
周辺の調査を進めるかという事だ。

探索に強気は要らない。
臆病さに近い慎重さと、勘と、何より運が必要だと僕は考えている。
Posted by オウミ・イタドリ (544) - 2010.02.17,Wed
夢を見た。

祭の日、日没を迎えて空が紫から青黒く変わった頃。

僕は何ヶ月もかけて作られた手織りの衣に袖を通して
長老様秘蔵の、大きな琴の弦を弾いている。

歌うのは、山の神様に捧げる感謝の言葉。
奏でるのは、韻を踏んだ言葉に合わせて弾む音。
懐かしい心地良さで胸が満たされてゆき―――

そこで、ふっと目が覚めた。

ただの夢だったのか、それとも忘れてしまった昔の事なのか
今の僕には判別できない。

呆然と空にまたたく星明かりを眺めながら
さっきの夢の内容を、まだ眠気を引きずる頭で繰り返して再生する。

何度も頭の中で繰り返される度に、始めこそしっかり覚えていたはずの夢は
寄せて返す波に洗われる砂山のような脆さでぼろぼろとその形を失っていった。

【carne vale!― Illustration】
Posted by オウミ・イタドリ (544) - 2010.01.28,Thu
大きな蜂の群れをどうにか撃退して、周囲の探索を進めていたら
運良く蜂蜜を手に入れる事ができた。

…と言っても、小ぶりの瓶を満たす程の量には至らない。
量が少ないので、さすがに全員には行き渡らないけど
今日差し入れを作る予定の何人かには出せそうだ。

美味しい物が手に入ると嬉しくなるのは、料理担当の性だろうか。
探索中に得たささやかな贅沢を手に、僕は献立メモを手に取った。
甘い香りについつい顔がほころぶ。



―――この島で手に入る「蜂蜜」が
知る人ぞ知る優秀な合成用材料であったという事実に
この時、僕は全く気づいていなかった・・・
Posted by オウミ・イタドリ (544) - 2010.01.20,Wed
数日ぶりの遺跡外は、いつもより少し浮き足立っていた。
暦が新しい年に切り替わる、丁度その日だったらしい。

今晩の夕食を少し豪華な内容にしようと思い立ったのは、
拠点の修道院跡に戻った時だった。

新年会と、祝勝会も兼ねている。
アルテイシアさんにも準備の手伝いを頼んでみよう。
市場に赴いて買ってくる予定の品物を、さっそくメモ帳にまとめていく。

するべき事は山積みだった。
いつも通り次の探索に向けた準備もあれば
ハーブや野菜を育てる為の土いじりもしっかり予定に入っている。

そうだ、あの場所にも一度戻らなくては。
ギルドに加わる前、長らく拠点にしていた小さな小屋だ。

小屋の傍には畑がある。
今までそこで育てていた作物を何種類か、修道院跡でも育ててみようと考えていた。
備蓄してある作物の種は、小屋の倉庫にまだ残されている。
あそこから何種類か選定してこちらに持ってこなければ。
食べられる野菜に限らず、花の種も少し用意したい。

のんびりしていられない、急いで買い物に出なければ…

ちくり。
慌てて部屋を出ようとした時、左手に僅かな痛みが走る。

不用意に左手をかけた場所は、木製の棚の角だった。
随分と古い物だったのか、角が痛んで木の部分がささくれ立っている。
ちょうどその棘棘した部分に触れてしまったらしく、小さな傷ができていた。
棘が刺さっていないか確かめようと、まだ血の滲む傷に触れる。

―――目の前の傷は、指でなぞるうちに一瞬で塞がった。

手のひらの上には、少しだけ滲み出た血ばかりが残っている。
血を拭い、一度切れたはずの場所を触る。何もない。
木の棘で引っかかれてぱっくり開いたはずの皮膚は、すでにしっかりと結合していた。

遺跡内で受けた大量のマナ。
それがもたらす治癒力の恩恵を、まだ少し引きずっていたのだと気づく。
人間の自然治癒力だけでは決して起こり得ない現象。
その不自然さに、マナの怖さを改めて垣間見た思いだった。
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髭が無いのは子供時代だからです、多分。
装備が貧弱な時はLv上げ支援中なので
よーく可愛がってあげて下さい(・・・)
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